【開催案内】防災・心理小委員会ジョイントセミナー「多くの群集がいる地下空間で安全な避難・誘導の極意を知ろう!」
2024年6月5日
地下空間研究委員会では、健全で豊かなゆとりのある地下空間を現実のものとするために、土木工学のみならず、都市計画、建築、法律、医学、心理学、福祉、さらには芸術、経済学の分野までをも包含・総合化した「地下空間学」の確立を目指した研究活動を行っています。時代の流れが、ハード中心からソフト面も重視する方向に変わってきていること、また、現在もコロナ禍が続く中で、「安心・安全な」地下空間を創造していくためには、防災分野と心理分野が共同して新しいテーマを創出することが必要となっています。
一昨年に続き本ジョイントセミナーは、これらの現状やアンケート調査を踏まえ、地下空間研究委員会に設置されている「防災小委員会」と「心理小委員会」共通の課題である災害時などで「群集の安全な避難・誘導」について、専門家から話題提供いただき、両委員会が共同して「安全な」そして「人にやさしい」地下空間を皆さんと共に考えていくことを企図し、専門家の方々だけでなくご参加の皆様と意見・情報交換を行いたいと考えております。会員・非会員を問わず、多数の方々のご参加をお待ちしております。
なお、本セミナーは、⼟⽊学会継続教育 CPD プログラム(1.9単位)です。
【募集案内】「第30回地下空間シンポジウム」論文募集
2024年4月18日
開催方法は「対面(土木学会)・オンラインの併用」に決まりました。
地下空間研究委員会では,健全で豊かなゆとりのある地下空間の現実に向けた情報発信や意見交換を目的として,毎年1月に地下空間シンポジウムを開催しています。
シンポジウムでは,地下空間利用に関する計画,防災,心理,維持管理,建設,環境,空間デザイン,普及など幅広いテーマに関する論文発表の場を設けております。優れた論文に対する表彰も行っておりますので,会員・非会員を問わず,奮ってご投稿下さい。論文は査読付き論文と一般投稿論文に分けて募集します。詳しくは下記内容をご確認ください。
【開催案内】2023年度地下空間の防災・減災セミナー
2024年2月28日
地下鉄やトンネルなどで発生する火災は、閉鎖された空間であるが故に、発生した煙や熱気流により、被害をもたらします。地下鉄火災として、2003年には韓国の大邱地下鉄放火事件により多くの犠牲者が発生しました。トンネル火災事故として、過去には1979年の東名高速道路の日本坂トンネル火災事故や最近では2023年に山陽自動車道尼子山トンネル火災事故などが発生しています。
本セミナーでは、トンネル火災の防災・減災対策とその課題について、現状や研究成果について話題提供をいただき、今後取り組むべき課題やその解決策について総合的な議論を展開しようとするものです。
【表彰】第29回地下空間シンポジウム論文表彰者
2023年 1月
第29回地下空間シンポジウム(2024年1月24日開催)の論文発表において,下記の5件の方々が受賞されました.
■論文奨励賞(査読論文)
・「フォトグラメトリを用いてVR空間上に再現された地下空間が地下空間利用に与える影響の検討
-地下空間を探索する利用者が得る視覚情報の正確性の量的評価-」(B1-1)
棚橋 重仁 殿(新潟大学)
田部田 晋 殿
渡邉 歩 殿
松原 寧寿 殿
小野 栄子 殿
大森 高樹 殿
■講演優秀賞(一般投稿論文)
・「底盤改良の盤ぶくれ抵抗メカニズムに関する実験的・解析的検討」(C1-1)
倉上 由貴 殿(鉄道総合技術研究所)
牛田 貴士 殿
松丸 貴樹 殿
佐藤 武斗 殿
■講演奨励賞(一般投稿論文)
・「浸透注入と割裂注入を考慮した薬液注入に伴う周辺地盤挙動のシミュレーション手法の検討」 (C1-3)
石井 貴大 殿(鉄道総合技術研究所)
仲山 貴司 殿
三輪 陽彦 殿
清水 達貴 殿
・「軸方向挿入型継手のモデル化法と継手条件が回転ばね特性に与える影響に関する一考察」(C2-2)
中山 卓人 殿(鉄道総合技術研究所)
木下 果穂 殿
牛田 貴士 殿
野城 一栄 殿
・「新設・既設トンネルの斜交を模擬した降下床実験とシミュレーション解析」(C2-3)
木下 果穂 殿(公益財団法人道総合技術研究所)
牛田 貴士 殿
三輪 陽彦 殿
清水 達貴 殿
仲山 貴司 殿
受賞者の皆さま,おめでとうございます.なお,次回シンポジウムの論文募集案内は,4月初旬に掲載予定です.
【申込案内】第29回地下空間シンポジウム開催案内 〇テーマ:「次世代に向けた持続性の高い社会形成 ~災害から学んだ地下空間のこれからの役割~」
2023年12月05日
第29回地下空間シンポジウム参加申込を開始しました.