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心理小委員会

心理小委員会
小委員長 木暮 敏昭

1.小委員会の目的
 心理小委員会は,「公共的地下空間の知覚環境に関する研究」を基本テーマとし,心理学の観点から,地下空間における人間の知覚・認知・行動特性等について研究する。
 公共的地下空間の多様な利用者の知覚環境,災害時行動などに重点を置いた検討を進め,その成果を実際の地下施設への適用に資することを目的とする。

2.研究内容・テーマ
(1) 地下空間における安全・安心な案内表示の検討
複数の路線が接続された地下鉄における人間の流動を円滑化することを目的としたマクロ-ミクロ視点で人間の行動特性を評価する実験から安全・安心な案内表示を提案する。
(2) 地下空間における災害時の人間の避難行動特性の解明
火災や浸水等の災害が生じた際の利用者の安全を担保することを目的としたマクロ-ミクロ視点で人間の行動特性を評価する実験から災害時の人間の行動特性を解明する。
(3) デジタル空間に再現された地下空間における人間を対象とした知覚・認知・行動特性等の研究の有効性の検討
従来の地下空間における人間の知覚・認知・行動特性等に関する研究は実空間のフィールドを対象としておこなわれてきた。これに対し,近年,実空間に近い質感で地下空間をデジタル空間に再現することが可能になった。このようなデジタル空間における人間を対象とした研究の有効性を実空間における研究と比較することで検討する。

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